うどんだからできた豊かな風味と食感。
お茶を練り込んだ麺というと、まずは茶そばを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?「お茶」と「うどん」の相性って…と疑問に思われる方にこそ、ぜひ一度お試しいただきたい商品です。常に「自分たちが食べたいものを、自分たちならではの技術でつくりたい。」と思っています。「自分たちが食べたいもの」だからこそ、原料にも特にこだわりを持っています。うどんの主原料は小麦粉と塩。素材にくせのない麺だからこそ、お茶の風味がいっそう引き立ちます。そこに、石丸製麺独自の「手打ち式製法」の製麺技術により、もっちりとした食感となめらかなのどごしの麺が出来上がるのです。
讃岐の麺と相性がいい讃岐産の高瀬茶を使用。
新しい麺の開発は、要となるお茶選びから始まりました。各地のさまざまな茶葉を取り寄せ、うどんと最も相性のよい品種を厳選。そして、たどり着いたのが、四国山地を流れる吉野川の清流と豊かな自然に育まれた「高瀬茶」でした。本場讃岐うどんには、やはり同じ風土で栽培され、讃岐人が昔から慣れ親しんだ高瀬茶が一番合うんだ、と驚きました。商品の着想から2年、製品が完成するまでにはさまざまな困難がありました。茶葉が入ることで生地の練り、乾燥などいつも以上に手間がかかり、思い通りの風味と食感の「理想の麺」を求めて数えきれないほどの試作を重ねました。小麦粉と食塩、水…そして茶葉を最適な配合で混ぜ、熟成させた生地は、石丸製麺ならではの技術により1.75ミリという絶妙な麺幅に切り上げます。これは包丁切りでできる限界の細さで、のどごしとつゆのりが格別です。
麺通なら冷たい「ざる」つゆに半分だけつけて。
おすすめの食べ方は、麺通の人ならやはり冷たい「ざる」。たっぷりのお湯でゆで時間たった5分。冷水でキュッと締めるのがコツ。麺はつゆに半分だけつけて食べると、緑茶の風味がいっそう味わえます。もちろん温かい「かけ」や「釜あげ」でも、もちもちのコシがお楽しみいただけます。讃岐の素材と老舗の伝統製法だからできた、新しいおいしさの「讃岐 茶うどん」。ぜひお試しください。